「庭サービスを業界としてキッチリ固めたい」
「ガーデンサービス研究会」(会長理事・山口俊輔高崎松風園社長)が展開するブランド「庭チャンネル」の施工店が全国で40社を超えた。
同会は2011年2月に設立され、今期で4期目。「庭チャンネル」は消費者の庭のあらゆる困り事ごとに対応するサービスブランドで、全国に展開している。
山口会長は「今期で4期目を迎え、地域ブロックごとに入会説明会も不定期で行い、会員会社は順調に増えている。ただ、消費者に同一のサービスを提供するのに、施工会社のごった煮は困るので、基準も設けている」と話している。
入会にはすでに加盟している2社からの推薦と、会社組織となっており建設業の資格を所有していることなどの条件がある。「とりわけ造園や庭の剪定はすぐに独立開業してしまう傾向が高い。当会では"庭のサービスを業界としてキッチリ確立する"使命を持っており、庭チャンネルの事業というよりは、勉強会の中での継続的な取り組みとしてやっていきたい」(山口会長)。
「庭チャンネル」の消費者への周知はおもにホームページ、雑誌、カタログで行っており、現在では1社当たり平均で月10件の問い合わせがあるようだ。
支援するガーデンエクステリア商材販売のタカショーとの連携も積極的に図っている。同会の岩﨑京一郎副会長(東北ランドスケープデザイン社長)が、タカショーの全国会員に向けて行うガーデン・エクステリア講習会にも出席し、主に植物や土のことについての講師も務めている。

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