ゆうき総業(山形県上山市)は5月2日、雨漏りと防水工事の専門店「雨ん坊」を出店した。山形市内にショールームを構え、エンドユーザーの集客と受注を開始した。

5月2日にオープンした新店舗
店舗面積30坪に主要防水材メーカー6社のカタログ、色見本、サンプルなどを展示している。初年度の売り上げ目標は6000万円。
同店では、屋根、外壁塗装の相談客に防水工事を含めた提案を行い、他社との差別化を図る。具体的な一例としては、JIS6021規格の防水資材で施工し、屋根に防水を施す。顧客は、外壁塗装と防水工事の2つでメーカー保証を受けられるので、他社に比べて二重の安心感を提供できることが、メリットになる。
「雨漏り相談の受付を開始した昨年だけで20件もの案件が寄せられました。山形では『どこに相談していいか分からない』というお客様が多いのではないかと思い、潜在需要の発掘を狙ったのが『雨ん坊』です」(結城伸太郎社長)
出店に合わせて近隣の市内5地区と2町に8000枚のチラシを配布した。営業エリアを広げずに、配布範囲でシェアを伸ばしていく戦略だ。

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