狭い商圏で他社と競合することなく、安定した売り上げを実現している「町の電気屋さん」。それを可能にしているのが、徹底したOBフォローだ。今回は京王電業社(東京都渋谷区・福田勝則社長)の例から、その方法を探った。
DMには10種類以上のチラシを同封
2カ月に1度のOBフォローで信頼関係を
京王線笹塚駅から徒歩5分ほどの幹線道路沿いに、同社の笹塚本店はある。そこからさらに3分ほど住宅街を奥に進むと、十号通り店が見えてくる。近距離に2店舗を構える同社のメーン商圏は直径約1km。その狭いエリアの中で、家電販売を中心に年間2億7000万円を売り上げている。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1662号(2025/08/25発行)2面
-
1660号(2025/08/11発行)18,19面
-
1659号(2025/08/04発行)4面
-
1659号(2025/08/04発行)7面
-
1658号(2025/07/28発行)12面