≪テーマ: 家電業界のリフォームの取り組み≫
「プロの電気屋目線の提案が強み」
◆今週のゲストコラムニスト◆
家電ジャーナリスト
八巻 潔 氏
家電市場の先細り懸念
国内家電市場のピークは2010年度の10兆円。それ以降、下落傾向が続き、ここ数年は7.5兆円規模で推移している。少子高齢化やテレビ、パソコンなど市場をけん引する大型商品が出ていないこともあり、今後の家電市場の先細りが懸念されている。
中でも市場先細りの懸念は、大型店舗で家電を販売するという事業モデルを構築してきた家電量販店に強い。
そこで、家電販売界では家電製品と親和性の高いリフォームの事業を本格化するところが増えている。ただ、家電量販店に来店するユーザーは、家電購入が本来の目的なのでリフォームにはなかなか関心を寄せてはくれない。

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