マテックス 松本浩志社長
窓商社のマテックス(東京都豊島区)は、マンション改修の開口部リフォームを推進している。大規模修繕工事に伴って窓や玄関を改修する案件などが増えていることから、同社では取引先の地域事業者との連携を強化して、マンションの改修工事を支援していく考えだ。松本浩志社長にその展望を聞いた。
区分所有者による「共同購入」
――御社では最近、マンションの開口部リフォームに積極的に取り組んでおられるそうですが、どういう流れで受注をしているのですか。
私たちのお客さんであるガラス、サッシ販売店さんがルート営業の中でお世話になっているのが基本です。大型物件はもちろん、区分所有ごとの細かな動きにも対応できて、その後の個別のフォローも抜群なのが私たちの強みですね。この分野は数年前とは全く様変わりしました。今後ますます確立していくと思います。
――マンション改修の場合、どのくらいの規模の工事が多いですか。
大規模改修だと500戸を超える物件もあります。これとは別に、窓や玄関の開口部リフォームを希望する複数の区分所有者さんの住戸をまとめて改修する「共同購入」の方が、圧倒的に多いです。管理組合の修繕積立金がある場合は大規模改修ができますが、残念ながらお金がない、でもリフォームしたい、というケースも結構あるんですね。その場合、個別の希望者が同志を募って改修する「共同購入」をご提案します。

最新記事
この記事を読んでいる方は、こんな記事を読んでいます。
- 1655号(2025/07/07発行)17面
- 1653号(2025/06/16発行)12面
- 1651号(2025/06/02発行)12面
- 1649号(2025/05/19発行)7面
- 1647号(2025/05/05発行)15面