サイエンス 青山恭明 会長
微細な気泡「ファインバブル」の技術を取り入れた入浴装置「マイクロバブルトルネード」で業績を伸ばすサイエンス(大阪府大阪市)。大手デベロッパーやハウスメーカーなどの標準採用が増え、商品を取り入れた注文住宅事業などにも展開を拡大させている青山恭明会長に話を聞いた。
「マイクロバブルトルネード」好調、10期連続増収
――今年ファインバブルが、ISO化されましたがどのようものなのでしょうか。
2012年に業界団体として一般社団法人ファインバブル産業会が設立され、国際的な規格化に取り組みました。そして今年1μm以上100μm未満の細かな泡を「マイクロバブル」、さらに肉眼で見えないほど細かな1μm未満の泡を「ウルトラファインバブル」と呼び、この二つの総称が「ファインバブル」としてISOで規格化され世界的にも注目されています。
この微細な泡は、高い洗浄効果をもっており、高速道路の橋脚やサービスエリアのトイレの洗浄、水質の浄化に使われているほか、医療分野、植物の育成や魚の養殖など様々な分野に技術が応用されています。
―― 御社では、入浴装置がTVでも取り上げられ注目を集めていますね。

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