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リノベる、リノベ・1000件受注へ

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リノベる
山下智弘 社長
1295号 (2018/01/02発行) 23面
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リノベる 山下智弘 社長リノベる 山下智弘 社長

店舗30拠点に拡大

 中古住宅の仲介とリフォームのワンストップで、創業以来8年連続で成長しているのがリノベる(東京都渋谷区)だ。ネット集客を軸としつつ、近年は実店舗も拡大してきた。山下智弘社長に、今後の戦略について聞いた。

1年後の成約数を予測

――前期は年商42億円で31%増収でした。今期の計画は。

 3月末の着地点としては50億円超えを見込んでいます。2割増はキープしたいと考えています。

――好調の要因は何ですか。

 実店舗の拡大ですね。今期はFCを含めて7拠点を新たに開設しており、すでに直営13拠点、FC15拠点の合計28拠点になっています。年度末には30拠点まで増加させる計画です。

――以前はネットでの集客で成長してきましたが、戦略を転換したということでしょうか。

 両方に力を入れているということです。もちろんネットも最初の入り口として非常に力を入れていますし、店舗への集客も非常に意識しております。

 私どもが「O2Oプラットフォーマー」と称しているのが今の戦略です。これは私どものサービスを「ONLINE」、「OFFLINE」の2つに分けてその両方で顧客をサポートしていくというものです。「ネットやリアルだけでは不安」と言うお客様の要望に応えていくというものです。

 ネットと実店舗の展開を通して見えて来たのですが、ネットから実店舗へが半年、実店舗に来店してから成約までが半年という流れの期間があることが分かっています。ですから、今ネットに訪問される数で1年後の成約件数の予測が立つ様になっているんです。今成約単価が900万円で、年度末までに600件の受注が見込めているんです。

――その計算では、50億円の突破が既に見えているということなのですね。

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