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ヒノキヤG社長に聞く、この10年で売上高6倍・経常利益12倍 絶好調な理由

ヒノキヤグループ
近藤昭 社長
1311号 (2018/05/01発行) 24面
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要約すると

・ヒノキヤグループが好調、ここ10年で売上高6倍、経営利益12倍に
・M&Aによる新規事業進出が好調要因、今後も拡大予定
・2022年には現状売上の2倍である2000億円達成を目指す


ヒノキヤグループ 近藤昭 社長ヒノキヤグループ 近藤昭 社長

「2022年には売上2000億円狙う」

 この10年間で売上高は6倍、経常利益は12倍に―――。3月17日に東証一部に上場したヒノキヤグループ(旧桧家ホールディングス・東京都千代田区)が好調だ。同社は注文住宅事業を軸に、断熱やリフォーム事業などを手掛け、年商1050億円、経常利益は62億円。近藤昭社長は「5年後の2022年には現状の売り上げの約2倍である、2000億円達成を目指す」と意気込む。その戦略を聞いた。

木造の会社ではない

――4月1日、桧家ホールディングスからヒノキヤグループに社名を変えました。この理由は。

 「桧家」だと木造住宅の会社というイメージですが、私どもは木造だけにこだわっていません。断熱や不動産、介護保育、リフォームなど様々な事業を手掛けていますのでヒノキヤグループの方があっていると。

――昨年の売上高は1050億円ですが、そのうち554億円が注文住宅で、残りは他の事業です。

 注文住宅しかやらないのでは1000億円突破はありえなかったでしょう。

――この10年間の業績を見てみると売上高は6倍、経常利益は12倍の伸びです。この要因は何だと思いますか。

 M&Aで新規事業に次々進出していったことと、それらの会社がグループシナジーを発揮して成長してきたことです。例えば2009年に子会社化した断熱事業を行う日本アクアが典型的な例です。子会社化した当初の売り上げは15億円でしたが、今は180億円あります。また、パパまるハウス(新潟を地盤とする住宅会社)は買収時60億円程度の売り上げでしたが、今は3倍になっています。

――この10年で数多くの会社を子会社化してきました。今後もM&Aを進めると。

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