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【三井不動産リフォーム社長インタビュー】、三井の新築レベルに再生するリフォーム開始

三井不動産リフォーム
井上徹 社長
1317号 (2018/06/19発行) 24面
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要約すると

・三井、既存マンションを新築レベルに再生するリフォームを開始
・グループ間での連携を進め、他社と差別化する商材を入手
・今後はビッグデータも活用し、ユーザーニーズに沿った提案を進める


三井不動産リフォーム 井上徹 社長三井不動産リフォーム 井上徹 社長

改修捕捉率3割→5割に

 年商187億円の三井不動産リフォーム(東京都新宿区)は、既存マンションを三井の新築レベルに再生するリフォームを開始した。同社はグループが管理するマンションにおけるリフォームの捕捉率を現在の3割から5割に引き上げる目標を掲げ、グループ連携を進めている。井上徹社長に聞いた。

グループ連携進む

――5月10日にマンション定価制リフォーム「M-スタイル」の新商品「水まわり4点セット」を発売しました。

 4点の住設交換だけであれば210万円ですよ、という価格の分かりやすさもありますが、一番の特徴は現在三井不動産レジデンシャルで導入している最新の住設機器を導入できるという点ですね。

 タカラスタンダードやTOTOといったメーカーに協力していただき、三井だけに作っていただいている設備ですので、他では手に入りません。これをグループの管理する約20万戸のマンション物件に提案していく計画です。

――210万円の工事というのは客単価としては低くないですか。

 この商品はリフォームのきっかけを作るもので、床や壁などの内装も合わせて提案していくんです。提案の仕方も工夫しています。最新設備を導入している新築分譲マンションのモデルルームに案内して設備を見てもらう。すると、今の新築に使っている内装とお住まいのマンションでは違うじゃないですか。そこで、「せっかくですから丸ごと変えて新築みたいにしませんか」と提案するわけです。

――リフォームをすると、今の三井の新築と同じになるわけですね。

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