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【住まいの注目ベンチャー・インタビュー】MFS、150億円分の住宅ローン借り換えを実行

MFS
中山田明 社長
1321号 (2018/07/17発行) 36面
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MFS 中山田明 社長MFS 中山田明 社長

新規借り入れの開拓視野

 「住宅ローン情報をもとに、新たなファイナンスを目指す」。そう話すのは、MFS(東京都千代田区)の中山田明社長。同社では住宅ローンの借り換えを検討しているユーザーに対して、今より金利が安く、審査が通りそうな商品を提案。さらに煩雑な事前審査、本契約の手続きをサポートする事業を展開している。戦略を聞いた。

金融機関の審査を正確に再現

――サービス利用の流れを教えてください。

 まず電話相談の時間をネットで予約いただき、その時間にコンサルタントがお電話します。そこで借り換えた場合どのくらい金利が下がるか、といったシミュレーションを行います。

 電話相談以外にも「モゲスコア」というサイトを展開して、年齢や年収、職業など11項目を入力するだけで、おおよそ借り入れ金額や借り換えた場合の金利を調べることができます。

 その後は金融機関名が入った提案書をお送りして、納得いただければ契約いただきます。金融機関の本承認が取れるところまでは、我々が前面にたって、金融機関と交渉し、必要書類も送ります。承認が取れたら、その金融機関の店舗にお客様を誘導して、ローン契約を結んでいただき、こちらは成功報酬としてコンサルティングフィーをいただきます。

――ユーザーがサービスを利用するメリットは何でしょうか。

 まずおおよそ借り換えた場合にどのくらい得をするのか診断する点。また面倒なローン選びや手続きを当社が代行するのもメリットの1つです。また借り換えた後も情報をキープしておき、金利が低い商品が出れば提案し、逆に金利が上がってきたら固定金利への変更もご提案します。完済までサポートする、というのはまだ世の中にないサービスですね。

――フィンテック企業として、特にどの部分にテクノロジーが生かされていますか。

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