【GAtechnologiesインタビ...

GA technologies　川崎総一郎 執行役員

メディアで"自分のこと化"へ

　中古不動産プラットホームの運営、および中古マンションに特化したリノベーションサービスを展開し、昨年7月にマザーズ上場を果たしたGA technologies（東京都渋谷区）。2016年にはリノベーション事業部を立ち上げ、既に月平均1億円を売り上げている。執行役員の川崎総一郎氏に、同社が進めるリノベーション事業の全容を聞いた。

来期20億円目標

―― 急拡大が難しいリノベーション事業ですが、順調ですね。

　リノベーション事業部を立ち上げてから約2年が経ちました。スタッフは現在23名。仲介する物件はすべて実需投資で、リノベーションを前提としたワンストップサービスを提供しています。

――投資目的のリノベーションではなく、すべて実需なのですね。

　リノベーション市場は必ず広がるという前提で、一本柱だった不動産投資に続く2本目の柱としてスタートしました。売り上げは現状、仲介とリノベーションを合わせて毎月1億円程度。ひとまず来期は、20億円の売り上げを目指します。

――ワンストップサービスは、顧客ニーズをかなえるメリットがある反面、関わる期間が長いため収益性を高めにくい面があります。その点はどう考えていますか。