・北洲では、宮城県のトップリフォーム会社として今後も売上拡大を狙う
・強みは過去のリフォーム商品を統一し、再構築したリノベ商品のブランド力
・今後は性能向上リフォームのマーケティングを向上させること
北洲 ストック循環事業部 木村悠人 事業部長
宮城県のナンバーワンリフォーム会社、北洲(宮城県富谷市)が成長を続けている。前期リフォーム売上高19億円だった同社は、今期2ケタ増を目指しており、初の20億円超えが見えてきた。業績向上のカギを握る新ブランド戦略について、ストック循環事業部木村悠人事業部長に聞いた。
過去の商品を統一
――2017年6月にリリースした「リノベnext」はどんなブランドなのでしょうか。
当社が過去に提供してきたリフォーム商品を統一し、リノベーション商品ブランドとして再構成したものになります。これまで当社は「とても暖かいリフォーム」、「木とタイルのリフォーム」といった断熱補強、デザインを特徴とした商品や中古仲介も組み合わせた「リノベ・スタイル」、そしてマンション向けの商品などを開発してきました。これらの特長を踏襲しつつ「リノベnext」として再構築しました。戸建て向けの「リノベnextハウス」とマンション向けの「リノベnextマンション」の2つの事業構成です。
――各商品を再構成した狙いは。
ユーザーから見たわかりやすさ、そして北洲のリノベの特徴を明確にすることです。これまでそれぞれ個別の商品として特長をPRしていたわけですが、当社が手掛けるリノベーションの価値、メリットを一元的に打ち出し、そこにまずしっかり共感いただくことが重要と考えます。

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