シップ 小松信幸 社長
強みは会話の質、リフォーム専門で15年
10年以上にわたり、リフォーム会社に特化したHP制作を行っているシップ(東京都文京区)。500社以上のクライアントを持ち、リフォーム事業者向けのHP制作・WEBマーケティング支援ではトップクラスの実績を持つ。ここ数年でサービスが着実に進化し、一度離れた顧客が舞い戻るなど、ファンを増やしている。これまでの軌跡と現在の取り組みについて小松信幸社長に聞いた。
失望したクライアントも
――もう事業を開始して15年前ですか。リフォームマーケットでは知られた存在になりましたね。
2005年のスタート時は、HPがあるだけで「すごいね」と言われる時代でした。当時のHP制作費は一般的に数百万円単位。そこを当社では30万円程度で制作していたので徐々にお客様が増えていきました。2012年頃には、これも当時は目新しかったネット広告を積極的に提案。ちょっとしたブレイク期になったのですが、ノウハウが追い付かない部分があり、失望させたお客様もいました。
―― 大分正直に話をしてくれますね(笑)。そうしますと、当時は成功と呼べる顧客は多くはなかったのですか。
成功と言えるのは2割程度です。この時期に、当社に対してマイナスイメージを持たれた方は少なくないと思います。
――成功割合はよく言われる2、8の法則ですね。ただ、リフォームに特化したHP制作、WEBマーケティングの数として、相当数を蓄積されました。

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