アートリフォーム 大本哲也 社長
メディアミックスで周知
5月末に全国で緊急事態宣言が解除されたことで、リフォーム会社も徐々に営業活動を始めてきた。その中でも、大阪を中心に福岡や東京など拠点に20店舗を展開するアートリフォーム(大阪府吹田市)の大本哲也社長は、メディア戦略と働き方が大幅に変化すると見込む。
【リポート/編集部 高田遥介】
「消費者心理、戻るまで半年」
――4、5月期のリフォーム完工売上高はどうでしたか。
4月は、完工ベースで前年同月比12%増でした。ただこれは、3月の住設機器の納期遅延による工期遅れの分が入ってきたことにより伸びたもので、3月は前年同月比を割ってしまいました。5月は、完工ベースで同じく90%くらいになりそうです。
――2月に福岡支店を出すなど、積極的な出店を続けていますが、その影響はありますか。
4月に東京都世田谷区に20店舗目を出しました。今年はもう出店予定はないです。私どもはオープンイベントはしないので、静かに始まるのが特徴。そういう意味では、影響は出ていない。
ただ、お客さんが自粛の動きを取っており、発生案件は少なかったです。工事中の現場も入れる所には入ったが、お客さんから「やめてほしい」と言われたら、工事を中断していました。影響が出るのはこれから。6~8月の契約完工ベースに出ます。大阪は発生件数が前年対比で60%になってしまいました。
今年4月にオープンした世田谷支店
――消費者の心理が戻るまでには、かなり時間がかかりそうです。
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