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【中古住宅買取再販有力企業インタビュー】レジデンシャル不動産、地方の中核都市で1600万円クラスを販売

レジデンシャル不動産
内田廣輝 社長
1418号(2020/07/27)32面
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レジデンシャル不動産 内田廣輝 社長

レジデンシャル不動産 内田廣輝 社長

中古住宅の買取再販事業者であるレジデンシャル不動産(埼玉県さいたま市)とホームネット(東京都渋谷区)が絶好調だ。レジデンシャル不動産は、中古住宅の買取再販売上高が前期比17.1%の150億円。一方、ホームネットは同17.7%の150億7000万円だ。今期も増収を見込む両社はこのコロナ下で地方進出を加速している。首都圏集中から転換する戦略に迫る。

【聞き手/編集部デスク 永塚昌仁】

6月売上高は過去最高

――新型コロナウイルスが広がった3~5月の営業の状況は。

仕入れについてはこれまで行ってきた不動産仲介会社への訪問を全営業マンに禁止し、電話やビデオ会議に切り替えました。そのため、当該期間の仕入れは2割減でしたが、思ったほど苦戦はしなかった印象です。一方6月は好調で、単月で過去最高の売り上げでした。

――会わずに仕入れができるものなのですか。

当社はエリアで最もマンションの情報を持っていると自負する買取再販事業者です。ですから、マンション名を聞けば築年数や各階の居室の面積、間取りはもちろんのこと、配管の劣化状況までも把握できています。ですから、内見せずに購入するということもでき、リフォームや販売までを含めた価格のズレはほとんど起こりませんでしたね。

――本社は埼玉県ですが、2018年に群馬県、新潟県、石川県に展開し、今年3月には宮城県仙台市に新拠点を開設しています。地方が今後の成長のカギですか。

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