【中古住宅買取再販有力企業インタビュー】ホームネット、戸建てを強化・新築工務店を グループ傘下に
ホームネット
濱中雄大 社長
1418号(2020/07/27)32面
ホームネット 濱中雄大 社長
中古住宅の買取再販事業者であるレジデンシャル不動産(埼玉県さいたま市)とホームネット(東京都渋谷区)が絶好調だ。レジデンシャル不動産は、中古住宅の買取再販売上高が前期比17.1%の150億円。一方、ホームネットは同17.7%の150億7000万円だ。今期も増収を見込む両社はこのコロナ下で地方進出を加速している。首都圏集中から転換する戦略に迫る。
【聞き手/編集部デスク 永塚昌仁】
売上高に占める地方比率6割
――コロナの影響が少なく、仕入れが好調だったと聞いています。
首都圏では時差出勤やテレワークなどを実施し、計画通りの営業ができませんでしたが、もともと売り上げに占める割合が4割程度でしたのでダメージが少なかったですね。6割を占める東京以外の6拠点の影響は少なく、スムーズに営業できた印象です。
――地方でも仕入れ競争が激化するのではないですか。
他社を含めた仕入れ担当営業マンと会う回数を減らしたい不動産仲介会社が優先的に紹介してくれるんですよ。それは当社に物件を売ると、販売が楽でしかも購入者の高い満足を得られるので、仲介事業者も安心なんです。
――なぜ購入者の満足度が高いのですか。

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