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【ハイアス・アンド・カンパニーインタビュー】コロナ禍で大型改修が伸長

ハイアス・アンド・カンパニー
福島宏人 取締役執行役員
1420号(2020/08/10)15面
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コロナ禍で個人消費が抑制され、大型改修の冷え込みが続いている。そんな中、ハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区)が運営する断熱リフォームネットワーク「ハウスINハウス」は好調をキープ。この4~5月においても、前年と変わらぬ売り上げを叩き出している。平均工事単価約1350万円という高価格帯のリフォームが、なぜ消費者に支持されるのか。福島宏人取締役執行役員に聞いた。

断熱改修に最大200万円の補助

――コロナ禍で、大型リフォーム市場は平均で2、3割ほど受注が減っているところが多い。御社は受注も売り上げも特に影響がなかったのですか。

心配はしていましたが、結果的にどちらも影響はありませんでした。断熱パネルの受注数は、昨年の4月、5月が1176枚だったのに対し、今年は同月比で1209枚。むしろ、やや伸びています。自宅にいる時間が長くなったことで、それまで漠然と感じていた暑い、寒いといった住まいへの不満が浮き彫りになり、断熱改修に踏み切る人が増えているのではないでしょうか。

――とはいえ、平均1350万円という大型改修です。何か特別なアプローチをされたのでしょうか。

SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)の「次世代省エネ建材支援事業」補助金制度が追い風になっています。これは、蓄電池や高性能建材など、省エネ化につながる改修費用を、一世帯当たり最大200万円まで補助してくれるもの。以前に断熱改修を検討していたお客様を中心に提案していますが、良い後押しになっています。

――御社の断熱パネルが認定商材として認められたのですか。

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