大和財託 藤原正明 代表取締役CEO
リフォーム元請けも開始
大和財託(大阪府大阪市)は、中古アパートやマンション1棟を丸ごと仕入れ、リフォームし、投資家向けに再販するなどの事業を展開している。2020年8月期の決算は、売り上げが前年比39%増の50億9400万円、経常利益は3億5500万円。昨年から東京にも拠点を設け、関東エリアの強化を進める藤原正明CEOに話を聞いた。
【聞き手/編集長 金子裕介】
単身用物件がメイン
――扱う不動産は、木造アパートからRCマンションまで幅広いです。
さまざまな資産運用のニーズに応えられるよう、例えば、純粋にキャッシュフローのお金を得たいというお客様には新築物件や数億円という再生マンションをご提案しますし、高収入な方の節税目的なら、木造や軽量鉄骨のアパート物件をご提案します。物件の価格も2000万円程度の木造アパートから10億円のRC造のマンションまで色々ですね。
――単身向け物件が多いでしょうか。
単身用物件の方が対面積当たりの賃料が高く、収益性が高いということもありますし、売りに出される物件数もあるので多くなります。
――物件情報は仲介会社からですか。
主に仲介会社経由で情報が入ってきます。個人オーナーが不動産会社や銀行さんに相談されて売りに出る場合もありますし、債務整理の物件もあります。
改修し満室にして販売
――リフォームは必ず実施しますか。

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