ジェルコリフォームコンテスト4作品受賞...

この連載では、リフォーム業界を牽引する女性たちの功績や仕事の向き合い方に光を当てる。第2回目は「ヨッコリーヌ」の愛称で活躍する、光テック（高知県高知市）の取締役・夕部美子氏。第30回ジェルコリフォームコンテスト2022デザイン部門において、4作品で入賞を果たした。

光テック　取締役　夕部美子氏

国際デザインカレッジ卒業。意匠設計事務所にて3年間勤務。その後光テックに入社。各種リフォームデザインコンテストにおける受賞歴は100を超える。「ヨッコリーヌ」の愛称で活躍、「ひとさじリッチ」なリフォーム提案が人気。2018年4月には一般社団法人日本住宅リフォーム産業協会の副会長に就任。

ジェルコリフォームコンテストにおいて個人で4作品受賞は快挙だ。例えばある会社では社内で集めた60作品以上を応募して、うち1～2作品での受賞を狙う。

夕部氏は今回のコンテストで12作品を応募。そのうちキッチンリフォームで全国特別優秀賞を受賞、他に築100年の古民家リフォーム、インダストリアルなマンションリフォーム、ライン照明を使ったトイレルームの3作品で全国優秀賞を受賞した。

他にも年間10ほどのコンテストに積極的に参加しており、これまでの受賞数は累計100を超える。

躍進し続ける夕部氏に仕事への向き合い方を聞いた。

現場ごとに一つ、新たな挑戦をする

―――4作品での受賞、おめでとうございます。以前「現場ごとに最低一つ、新しい挑戦をする」とおっしゃっていましたが、今回受賞された4作品それぞれで挑戦されたことはありますか。