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建デポ、コーナン傘下で早期黒字化 収益構造改善で売上500億円目指す

建デポ
竹内栄吾 社長
1531号(2022/12/05発行)5面
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会員制プロ向け建材ショップの運営を手がける建デポ(東京都千代田区)。一時は2018年3月期で売上高337億円、10億円程度の赤字から、現在はコーナン商事(大阪府大阪市)のグループ企業として、71店舗(今期末には73店舗、FC含む)同450億円で黒字化へと4年で大きく躍進した。今後は、従来よりも規模が大きいリフォーム会社の顧客開拓も進めていくと話す竹内栄吾社長に、具体的な取り組みについて聞いた。

建デポ 竹内栄吾 社長

建デポ 竹内栄吾 社長

コーナンPROとの住み分けに強み

――社長就任後、どのあたりから着手されたのでしょうか。

あらゆる資源の棚卸、商品力や営業力、人材とシステム、あとはマーケットの調査を徹底しました。建デポには相当にポテンシャルがありながら総合的に生かしきれていなかったところを、縁がありコーナングループの一員になったので、店を回りながらコーナンPROと住み分けできる強みを総合的にチェックして、まずやるべきことを整理していったのが最初です。

――現在は71店舗で今期末に73店舗(FC含む)の予定と伺いました。当初の赤字から、売上高約450億円となり黒字化できた理由はなんでしょう。

急ピッチなミッションでもあったのですが、ちょっと無理しても商品アイテム数を増やしフロントの力を一気に上げたことで、初年度からわずかですが黒字化できました。現在、商品数は2万5000~2万7000点あり、その中に最大4000アイテムのプライベートブランド(PB)を積極導入していることも強みです。

――経費は見直しましたか。

労務費はメスをいれても半年やそこらで結果はでない。コーナングループのシナジーを使い、物流と商品原価を見直したのが大きいですね。

――売上向上には具体的にはどんな施策を進めていったのですか。

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