3DCAD「Walk in home」の販売代理店営業を中心に事業展開してきた安心計画(福岡県福岡市)は、5月31日、開発元であるDTS(東京都中央区)のグループ子会社となった。これまで、顧客の課題やニーズに沿った提案からソフト導入後のサポートを行ってきたが、今後はDTSの開発力や資本力を活用しながら、家を建てた後のサービス提供にも参入していく。両社の連携がもたらす効果や今後の構想について、新社長に就任した高田政和氏に話を聞いた。
住宅購入後のサービス拡充
顧客目線の新しいサービス提供
高田政和社長
顧客目線の強みでDTSとのシナジーを
── 安心計画さんがDTSの子会社となったニュースには驚きました。今回の子会社化の経緯を教えてください。
大きく2つの理由があります。ひとつは、前任の小山田が自身の年齢もあり、これからの事業方針に悩んでいたことです。いろいろなところから一緒にならないかと声がかかっていたようですが、長年、DTSと関係がある中で、せっかくならDTSと一緒になるのも良いんじゃないですかと話したことから、子会社化に向けた動きが進み始めました。
もうひとつ、安心計画としてお客様にプラスアルファのサービスを提供する次のフェーズに行くには、人的・資金的な問題がありました。そこで、開発力、資本力と動員数があるDTSと一緒になると、マーケットを熟知していてお客様をしっかり見ている安心計画とのシナジー効果が出せ、クリエイティブな未来が創造できると考えました。

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