「内窓の価値伝える同時提案が必須」OKUTA×MIMA×ホームテック×YKKAP【窓座談会】
OKUTA、MIMA、ホームテック、YKK AP
小泉太社長、美馬功之介社長、栗田怜氏、清水陽介氏
1596号(2024/04/08発行)10,11面
申請が始まった先進的窓リノベ2024事業。昨年よりも予算を350億円上増しし、1350億円という過去にない事業規模で行われる。そこで、本紙では昨年から窓リフォームを推進する3社の有力リフォーム会社とメーカーに集まってもらい、具体的な集客方法から、提案のポイントについての話を聞いた。
水回りリフォーム時に内窓を案内する同時提案に効果
前年比300%以上の成果上げる事業者も
MIMA
(大阪府八尾市)
美馬功之介社長
大阪府で売上高約12億円の総合リフォーム店。美馬社長自身が出演するYouTubeは登録者数1.09万人の人気チャンネル。OKUTA
(埼玉県さいたま市)
小泉太社長
埼玉県さいたま市を中心にパッシブデザインを推進し、「LOHAS studio」というブランドでリフォームや中古リノベーション、新築事業を手掛けている。
YKK AP
(東京都千代田区)
「社員ユーチューバー ずーしみ」こと
清水陽介氏
窓やドアなどを生産、販売するメーカー。「性能向上リノベの会」を運営し、断熱と耐震を向上する手段やノウハウを共有し、中古住宅のリノベーション事業の拡大を支援している。ホームテック
(東京都多摩市)
マーケティング部 営業企画グループ
栗田怜氏
東京都多摩市を中心に「リフォームプライス」という屋号で61億9000万円を売り上げる総合リフォーム店。
補助金で提案後押し
──窓リフォーム提案を本格的に進めているそうですね。その理由を教えてください。
小泉 エネルギー抑制の時代になり、パッシブデザインリフォームを進めていたからです。弊社では2017年から内窓全額返金キャンペーンを企画し、万が一性能がアップしていないと感じた時には、全額返金しますという取り組みを行ってきました。昨年からは補助金が取り組みを後押ししてくれています。
美馬 地域の特性もあるのか、性能向上リフォームはなかなか難しいと思っていました。しかし、窓は一番提案しやすく、効果を感じやすいので取り組みを始めました。実際、補助金を絡めて、住宅の性能が上がりますよと伝えると興味を示してくれるお客様がかなり多かったですね。

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