尾﨑義明社長
障子や木製ドアをはじめとする木製建具や別注家具の製造・卸売業を営む中井産業(和歌山県和歌山市)は、2015年に自社の障子ブランド「KITOTE」の提供をスタートした。天然木を使ったオリジナル障子は職人の技術が光る商品で、国内外で着実に売り上げを伸ばし全体売り上げの約1割を占めるほどになった。今年3月には東京に障子専門のショールームを移転オープンし、空間で実際に見られる場を提供している。若手職人の育成体制や、アジア諸国を中心とした海外展開も計画する同社の尾﨑義明社長に話を聞いた。
若手職人育成、海外展開も
技術を継承する
若手職人の育成に注力
──創業時からの木製建具一筋で展開されてきたのですね。
1935年の創業時から障子と組子を中心に手掛けてきました。和歌山県は豊富な森林環境から良質な天然木の産地で、多くの木工業者が集まっています。築着工数がピークだった160万戸の頃は現在の3億数千万円の約倍の売り上げがありました。その後、和室が減って障子の安売り合戦となり、リーマンショックと耐震偽装事件のダブルパンチで、このままではいけないとなったのです。
──そこから、どのような挽回策を取られたのでしょうか。

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