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ハンスグローエ・ジャパン、AXORデザイナーが来日 シンプルに隠れる高い技術性

ハンスグローエ・ジャパン
オリビア・ソーニョ氏 エドワード・バーバー氏
2024/12/24
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ハンスグローエの日本法人ハンスグローエ・ジャパン(東京都品川区)に、デザイナーズブランドAXOR(アクサ―)のデザイナーである、エドワード・バーバー氏がAXOR事業部門のリーダーのオリビア・ソーニョ氏と共に来日。エドワード氏ともう一人のデザイナーであるオズガビー氏が2015年より手掛ける"AXOR ONE"コレクションについてインタビューした。

──AXORの1番の魅力について

1番の魅力は、製造技術力です。なぜならば技術力が高いからこそそれに付随したデザインを作ることが出来るからです。

今回の商品は、水栓の根本から吐水部に向けてパイプが細くなっている点やレバーを押すことで吐水する点など、「シンプルに見せるための技術」が隠れています。このような要素を可能にするのは、技術力あってのことだと思っています。

ハンスグローエは、どの商品においても「どのように曲線を作るのか」「エレガントさを演出するのか」などデザイン処理がなされる。これは、ブランド理念に基づくものです。

ハンスグローエ・ジャパン 今回来日時に紹介された水栓今回来日時に紹介された水栓

ハンスグローエ・ジャパン デザイン

──エドワード・バーバー氏の魅せる、デザインの個性とは

ブランドのデザイン性は、どのハンスグローエのシリーズも高いと思います。その中で私は、ぱっと見ではシンプルに見えるが細部には高い技術力が求められるデザインについて常に考えています。このデザインとテクノロジーの融合が世に出た当時は、「奇妙な商品だな」と思われていました。しかし、今ではベストセラーとなっています。

──日本を訪問して、インスピレーションを感じたこと

私にとって日本は、食や庭園、建築物や街並みで多くのインスピレーションを得られる場所。そして大好きな国です。今年の春に家族と日本を訪れたとき、北海道や京都などさまざまな場所を訪問した中でも九州で見た棚田に感銘を受けました。
このような体験の数々が私の中に蓄積されて、デザイン発案の糧となると確信しています。

──今後、どのようなデザインを考えていますか?

自分の手掛けるAXOR ONEでは、今後20商品のリリースを控えています。現在登場している商品の中で足りない要素やデザインがあると考える限り、私はデザインを生み出し続けると思います。

──本日は、ありがとうございました。


エドワード・バーバー氏は、ジェイ・オズガビー氏と二人でAXOR ONEを手掛けるインテリアデザイナーであり、プロダクトデザイナーだ。

2012年ロンドンオリンピックの聖火トーチや王立造幣局の依頼による2ポンドの記念硬貨デザインを担当している。

ハンスグローエ・ジャパン エドワード・バーバー氏とオリビア・ソーニョ氏オリビア・ソーニョ氏とエドワード・バーバー氏

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