インスタグラムやYouTube、TikTokなどのSNSで総フォロアー数が80万に及ぶIT系企業を営む押川聖氏が建設業に参入した。外構・エクステリア工事などを行うマグロ建設(千葉県白井市)を昨年買収。押川社長は、これまで誤解されがちだった建設業の魅力や求人につながる動画を制作し、自社をモデルにした「見える化」を進めている。押川社長に参入の意図を聞いた。
押川聖社長
SNS活用し
業界の見える化へ
親しみやすい発信力で
建設業に引き寄せる
──異業種である建設業を始めたきっかけは何だったのでしょうか。
6年間アメリカ・カリフォルニアのサンディエゴにいたのですが、そこでグーグルやインスタグラム、XなどSNSメディアの発祥ということもあり、メディア戦略が進んでいるのを目の当たりにしました。帰国して、関連のビジネスをやろうと、2年ほど前にSNS事業を立ち上げて、自社のメディアを作ったのです。「ぱくしードラマ」という動画投稿のアカウントなど2年でYouTube43万人、TikTok38万人、インスタ4万人と、総フォロワー数を80万くらいに増やすことができました。

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