テスク 丹(たん)英司社長
新経営体制本格スタート
賃貸マンションの建設を行うテスク(北海道札幌市)では丹(たん)英司新社長による、社内体制を本格スタートさせた。外壁改修の新商品など、新事業にも積極的に取り組んでいく方針だ。
―――新体制がスタートしましたが、経営スタイルは変わっていくのでしょうか。
創業社長のワンマンリーダー型の経営ではなく、戦略ビジョン共有型の組織的経営を目指します。そのために、昨年末には新しい取締役候補の人選を行い、次世代の経営層の体制づくりを進めてきました。そのメンバーと、創業当時からの経営陣、共に新しいビジョンを立ち上げていきたいと思っています。
―――春にはそのビジョンを言葉で打ち出していましたね。
「ときめく商品・サービスを提供し、お客様の輝く笑顔のため、一人ひとりの挑戦心をギュッと集結し、社員が誇れる会社を目指す」です。テスクは平成8年に創業しまして、もう17年。20年の節目も見えています。スタート時の10年は売上高50億円、自社社屋の建設、全国展開を目標に、テスクってすごいよな、という思いを持てる会社にしたいと邁進してきました。ただ、今は創業時、成長時期を経験していない社員も多くなりました。その当時の思いに、もう一度振り返り、ときめくような商品やサービスを提供していきたいと考えています。
―――具体的にはどのような活動をしていくのでしょう。
特販部という3名からなる部門を新たに作りまして、自社開発を進めていきます。ここはテスクの技術のシンクタンクのような役割を担います。既に大手メーカーと共同で、RC造向け外壁改修商品の共同開発や北方建築総合研究所とシーリングのないノンシール工法の開発を行っています。
―――シーリングがない工法とは新しいですね。
従来の弊社の外断熱工法ハイパール工法では、パネルとパネルの間はコーキングで埋めていました。もし、コーキングが劣化してなくなっても、内部には水が入らない仕組みではありますが、定期的なメンテナンスは必要なわけです。そこで、現在開発中なのが、コーキングを一切使わなくて良い、メンテナンスフリーの工法になります。
―――既に販売されていますが、冷暖房システム「クール暖」もときめくような商品にあたるのではないですか。
そうですね。プラスチック樹脂を利用した冷暖房システムは世界初ですから、今後も期待している商品です。これは最近、標準採用していただいている大手ビルダーなども出てきまして、普及が進んできています。まだ決まっていませんが、先ほどお話しした新工法も外部に提供する可能性もあります。一人ひとりの挑戦心を集結させ、会社の大きな力としていきたいですね。

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