ニッカホーム、仏SFAと販売提携

SFA営業統括　ステファン・アレル氏　／　ニッカホーム　榎戸欽治会長

4月よりTV「ビフォーアフター」で全国PR

　ニッカホーム（愛知県名古屋市）がフランスの排水圧送ポンプメーカーSFAとの販売提携を開始した。SFAの日本法人であるSFA Japan（東京都中央区）は4月から全国CMをスタート、ニッカホームは50カ所のショールームで同社商品を展示する。SFA営業統括を務めるステファン・アレル氏とニッカホームの榎戸欽治会長による対談をお届けする。

榎戸　今回は販売提携ができて本当に良かったです。御社の商品を知ったのは昨年の秋ですが、すぐにこの商品を販売しようと決めました。

アレル　ありがとうございます。当社の排水圧送ポンプは、水まわりの配置の問題をスマートに解決するシンプルな商品です。排水をポンプで送り出すことで、配管が長いため勾配が取れないような場所でもトイレや浴室、キッチンを増設することができます。

榎戸　この商品は今までにないものだから、マーケットをもっとビッグにする可能性があります。それがすごく大事なことで、うちの会社だけじゃなく、ほかの会社のためになるし、お客様のためにもなる。日本ではポータブルトイレを使っているお年寄りもいますが、この商品ならトレイが付けられなかった寝室などに付けることができます。

アレル　この商品は60年前から販売しており、全世界でのこれまでの実績は600万台に上ります。現在は年間50
万台ほど販売しており、フランス、イギリス、ドイツでは約8万台、イタリア、アメリカでは約3万台となっています。

榎戸　今後日本でももっと売れると思います。日本人はフランスブランドが大好きですから（笑）。

アレル　私も日本のことが大好きです。安全で治安もいいし、どこもきれいですね。

榎戸　そう言えば、テレビCMも期待しています。

アレル　CMを流すのは、テレビ番組「大改造！！劇的ビフォーアフター」の枠。4月から半年間、全国で見ることができます。

榎戸　当社でもこの商品をチラシに載せ、50カ所のショールームで展示します。

アレル　一緒にこのマーケットを大きくしていきましょう。日本は、当社にとって世界最大のマーケットになると期待しています。