グリーグループ リミア 浅沼達平社長
ソーシャルゲーム大手のグリー(東京都港区)が、住宅市場でのシェアを拡大させている。同社が運営するリフォームのネット販売サイト「リノコ」は、現在月商が約2億円。そして先日、「住まい」の事業領域において、2018年6月期に売上高100億円を目指すことを発表した。事業戦略の目玉としてリリースした、情報サイト「LIMIA(リミア)」の浅沼達平社長に、同社が目指す「住まい情報の未来」について聞いた。
ネットで展示場体験を
――まず「リミア」の立ち上げの経緯を教えてください。
「リノコ」を運営する中で、設備修繕では対応できない問い合わせを多く頂いていました。そういう時はお断りするか、他のサービスをご紹介していたのですが、ユーザーサイドとプロサイドで、情報の非対称性を強く感じていました。そこで、私たちがちゃんと住まいに関する情報を提供し、リノコだけでは解決できないことを解決したいと考えて立ち上げたのが「リミア」です。
――このサイトでは、どういった情報が得られるのでしょうか。
コンセプトは、住宅展示場。インテリアショップで得られる情報や雰囲気を提供すること。家を建てる時に、どうやって情報収集されるかというと、住宅展示場に足を運ばれる方が多い。同じようにインテリアを買う場合でもリアルなショップに行かれると思います。私自身もそうです。こういった時に、プラスオンとしてネットで情報を提供していきます。
住宅版「食べログ」目指す

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