ASD 内山岳彦社長
建築工事の現場管理システム開発会社ASD(神奈川県横浜市)は、クラウド型施工情報活用システム「目視録」を使った性能向上リフォームの支援に力を入れている。同システムを用いて耐震や断熱リフォームの"見える化"を推進する取り組みについて、内山岳彦社長に聞いた。
――熊本地震の現地に入って調査をしたそうですね。
5月の連休に訪れた熊本県益城町では、2000年以降に建てられた木造住宅7棟が倒壊。築10年の木造住宅は、地震の揺れによる突き上げで柱が引き抜けていました。本来、柱にアンカーボルトが埋め込まれていれば、抜けることはないのですが、図面通りに施工されていないために倒壊したと考えられます。

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