絵心がなくても大丈夫!かんたんに描ける♪
「らくらくスケッチ教室」
【講師紹介】
つなぐ 鎌田雅春 氏
首都圏の住宅会社にて23年間勤務。その内新築注文住宅の営業責任者として14年間従事、スタッフと共に650棟完工150億円を売上げる。昨年4月に独立し「つなぐ」を設立。現在は地元のお客様と建築会社・リフォーム会社の橋渡し役と同時に「スケッチセールス」の認定講師として全国の建築会社へ出向き研修を行っている。
パースを描く
◆立体的に描くことでイメージが伝わる
皆さんこんにちは、鎌田です。今回から3回にわたり「奥行きのあるパースを描く」編をお伝えしていきます。パースとは立体的に見える透視図のことです。奥行きのあるパースを1点透視法で描いてみましょう。
パースとは?
パースとは、(Perspectivedrawing) の略で、立体的に見える透視図のことです。マンションなどの「完成予想図」が一番有名で身近かもしれません。実際に目の前にないものを立体的に描くことで、より忠実なイメージが可能になる図のひとつです。パースは1点透視法か2点透視法で描くことが多く、次に説明する消失点から放射状に線を引いて建物を投影させる手法です。ちなみにマンションの完成予想図は外観パース(2点透視法)で、今回皆さんに描いていただくのは内観パース(1点透視法)=奥行きのあるパースです。
1点透視法とは
街並みを見ると分かりますが、本来は平行なはずの道路や建物が遠くへ行くに連れ、内側に寄って見え奥の方がくっ付いているように見えます。これは視点と対象物の距離関係によって起こる現象で、言葉では遠近法とも言います。この現象によって長方形の建物は台形に見え、正円は楕円に見えます。そしてその奥の一番中心の点を「消失点」と言います。1点透視は「消失点」を基準として、そこから放射状に線を引いてくることで奥行きのある構図を作ります。
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