リフォームの主導権を握るのは、一家の奥さんなど女性陣が多い。使いやすい家への女性顧客の要望をよく理解できるのが女性営業。とくに家族を持つ主婦兼業のスタッフだ。コミュニケーション力と安心感・信頼感が、顧客を惹きつ
けスムーズな進行につながる。そのポイントを『リフォームセールスマガジン』の実例から紹介する。
Poit 1:意思疎通ができていれば現場もスムーズに進む
主婦ならではのコミュニケーション力で、今躍進中の女性営業、高村真弓さん。リフォーム営業で大切なのは、顧客との深いコミュニケーション。初対面の顧客が、今の家で困っていること、様々な要望を話しやすい関係を作ることはもちろん、商談の時から意思疎通が取れていれば、逆に顧客にちょっとした協力などお願い事もしやすくなり、現場がスタートした後もスムーズに進めやすくなる。
高村真弓さん
ハウスドクター山口(山口県山口市)
★3人の子育てを経験・聞く力ができ信頼感が備わった
「お客様と出会い、3人の出産・子育てを経験し、顧客対応の中で聞く力がついて、安心感・信頼感が備わったのだと思います」と高村真弓さん。施主が遠慮して現場で変更希望などを言えないまま進み、後から「本当はこうしたかった」などと言われることのないように、事前に「なんでも言ってください」と伝え「話しやすかった!」と言われる関係性をつくるという。
