契約を左右するのは初回の第一印象だ。新人、ベテラン問わず、熱意や誠実さ、人柄が伝われば、顧客にとって十分魅力的に映る。印象度をアップする商談マナーや会話の姿勢、立ち居振る舞いのポイントを、リフォームセールスマガジンの特集から紹介する。
今回は、会話のコツとNGについて。顧客から好印象を持たれる営業マンと、なぜか不快に思われる営業マン。その分かれ道はどこにあるのか?
Point 5 悩みを引き出す「対話能力」を磨く
対話の力 ~相槌・リアクション・表情に注意~
人は自分の話をしっかりと聞いてくれる人に、さらに話をしたくなるもの。相槌(あいづち)・リアクション・表情に注意して「あなたの話をしっかりと聞いていますよ」というメッセージを送ろう。リフォームは毎日の暮らしの中の不便・不満点を引き出し、それを解消するのが仕事。悩みや課題・要望、顕在化していないニーズ、さらには暮らしの中の夢を引き出す対話能力を磨こう。
◆施主がしゃべってくれるかはあなた次第◆
《表情》
楽しい話の時は笑顔で。真面目な話の時は真剣な表情で。話の内容に合わせよう。
《相槌》
ちょうどよいタイミングで相槌を打つと相手も話しやすい。ただし打ちすぎない。
《声のボリューム》
大きな声でしゃべられると耳障りに思う人もいる。相手のテンションに合わせよう。
《会話のスピード》
お客さんはせっかちな人、おっとりとした人と様々だ。様子で会話スピードを調整しよう。
