契約を左右するのは初回の第一印象だ。新人、ベテラン問わず、熱意や誠実さ、人柄が伝われば、顧客にとって十分魅力的に映る。印象度をアップする商談マナーや会話の姿勢、立ち居振る舞いのポイントを、リフォームセールスマガジンの特集から紹介する。
このシリーズ最終4回目の今回は、心遣いと立ち居振る舞いがテーマ。人間性や誠実さがにじみ出る心遣いのグッズと、訪問時の所作についてお伝えする。
Point 7 厳しくチェックされている
訪問時の所作 ~無意識の行動に人柄が出る~
訪問時の所作は、ちょっとした隙によく見られている。特に女性や高齢の客はマナーや立ち居振る舞いを厳しくチェックしていることが多い。無意識に行っている行動や仕草にこそ、その人の人柄や性格がよく出るものだ。上記の基本的な礼儀作法を覚えておこう。商談で打ち解けることができたとしても、マナーは守り、気を緩めないようにしておこう。
◆立ち居振る舞いはココに注意◆
《家に上がる際は施主に背を向けない》
家に上がる際は、後ろ向きに上がるのは実はマナー違反。家の中の方を向いて靴を脱ぎ玄関に上がる。お客様に背中を見せないように。振り向いてしゃがみ、脱いだ靴の靴先をドアに向けてたたきの隅に置く。家族の靴が乱れていたらついでに揃えてあげると好感度アップ。
《お茶は勧められてから》
お茶は相手に勧められるか、相手が口をつけるまで飲まないのが原則。お茶菓子は遠慮しがちだが、勧められたら「いただきます」と言って遠慮なくいただこう。
《その一言に人柄が出る》
「前を失礼いたします」お茶を先に飲む時も「お先に頂戴します」と一声かけることが、相手様への敬意になる。
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