・山万の加納店長と島田主任に、リフォーム営業の提案方法について話を聞いた
・プレゼンで心がけていることは、初めにクロス選びに焦点を当てること
・3Dパースを活用し、イメージ共有や施工時資料として利用している
【リフォーム営業に聞く 成功させる!プレゼン術】
現場の最前線で活躍中のリフォーム営業たちに、プレゼン提案の際に心掛けている事を聞いたところ、リフォームを成功に導くにはイメージ共有が鍵という事が分かった。山万(千葉県)の加納店長と島田主任に聞いた。
山万(千葉県佐倉市)
1971年から千葉県佐倉市ユーカリが丘の街づくりを行ってきた総合ディベロッパー・山万。リフォーム事業の売り上げは年間約12億円。今年の7月には、不動産も紹介出来る店舗として山万ホームプラザユーカリが丘店をグランドオープンさせた。
加納健二 店長
10年以上リフォーム営業として経験を積み、現在は店長を務める。
島田淳 主任
元々同社の新築事業に10年ほど携わった後、3年前よりリフォーム担当に。
プレゼン提案術(1) リフォームを楽しんでもらう
クロスの色・柄選びでまずは商談の場を温める
佐倉市ユーカリが丘を中心にリフォーム事業を展開する山万の加納健二店長は、さまざまなプレゼンの工夫で顧客満足度を高めリフォームを成功させている。例えばクロス選びから始まるプレゼンで楽しさを演出したり、3Dパースの活用によるきめ細かな提案やイメージのすり合わせで顧客満足度を向上させている。また近年では、まるでその空間に入っているかのような体験が出来るVR(バーチャルリアリティ)ソフトも活用し、さらに視認性の高いプレゼンを行っているそうだ。同社の取り組みを紹介していこう。
加納さんがプレゼンで心掛けているのは、金額の説明からスタートしない事。では何から商談を切り出すかというと、色・柄が豊富な1000番クロスの紹介から。敢えてクロス選びに焦点を当てる事で、商談の場を盛り上げる事に力を注いでいる。
