ナサホーム、エリアマネージャーに聞く トッププレイヤーからマネジメントへ 「売る」から「育てる」に変わるまで
今回のリーダーは...
新卒でナサホームに入社した橋本楽人さん。同社歴代最速の3年4カ月でマネージャー(店長)に抜擢され、8年目にはエリアマネージャーに就任と、現場を牽引する存在だ。常にチャレンジし続けたからこそ、今があるという。では、どんな挑戦でスキルアップしてきたのだろうか。

橋本楽人さん ナサホーム(大阪府大阪市)
34歳。みずらぼ事業部 第一課 エリアマネージャー
兵庫県出身。大学では工学部を専攻。大学までは野球・ハンドボール部に所属。負けん気の強さやチャレンジ精神は部活から培った。大学卒業後の2013年に新卒でナサホームに入社し、2016年にマネージャー、2020年にエリアマネージャーに昇格。
みんなに主体性を持ってもらうことが、
今の課題です。
憧れの建築業界へ
最初の1カ月で崩れた自信
TV番組の影響を受け、学生時代から建築業界に興味を持っていた橋本楽人さん。ナサホームに入社する決め手になったのは、会社説明会での江川貴志社長の言葉。
「『若手でも、責任者やさまざまな仕事を経験できる』という点が、魅力に感じました。ここなら自分が成長できる、と思ったんです」
やるからには上を目指したい橋本さんは「5年目までに店長になる」と目標を立てた。しかし、「できる」と思っていた自信は、最初の1カ月で崩れた。まず感じたのはコミュニケーションの壁。思ったように受け答えできず、同期と比較して焦ることもあった。知識不足で、やれることの少なさも実感していた。
それでも、今できることを最大限やると決め「3年後みとけよ、成長してやるぞ」と自分を奮い立たせた。意識したのは、チャレンジ精神を失わないこと。例えば「これ頑張ってみる?」と少し難しい案件を振られても、「やってみます!」と何でも挑戦した。決して「いや...」と弱音は吐かないよう心掛けた。
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