職人不足が懸念される中、国、民間企業ともに職人育成に乗り出し始めている。国交省は複数の技能を持つ「多能工」を「マルチクラフター(仮称)」として育成しようと議論を進めており、成功企業の取り組みなどを今年度中に公開する考え。民間では「学校」をつくるケースが出てきている。
国交省の土地・建設産業局では今、主にマンションやビルなどの内装仕上げに関する多能工の担い手育成に取り組んでいる。今年7月末から2回、検討会を実施し多能工(マルチクラフター)の育成に励む企業のヒアリングなどを進めている。
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