住宅金融支援機構(東京都文京区)が今年10月から開始した住宅ローン「フラット35リノベ」の利用が立ち遅れている。10、11月の2カ月で申込件数は11件。うち、審査を通過し利用されたのは1件にとどまる。
フラット35リノベの条件である性能向上リフォーム(金利Aタイプ)の内容
フラット35は、長期固定金利の住宅ローン。新築住宅の建設・購入や中古住宅の購入時に利用することができる。フラット35リノベは性能向上リフォームを行った中古住宅を取得する際、フラット35から、5年または10年間、0.6%金利を下げられるというもの。「省エネルギー性」「耐震性」「バリアフリー性」「耐久性・可変性」のうち、いずれか1つの性能向上リフォームを実施。定められた基準をクリアすることが条件となる。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
2025/06/20掲載
-
1653号(2025/06/16発行)3面
-
1653号(2025/06/16発行)3面
-
1652号(2025/06/09発行)4面