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国交省、「新しいイメージの既存住宅」国が基準作り

国交省、「新しいイメージの既存住宅」国が基準作り

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 国は3月中に「新しいイメージの既存住宅の情報提供制度」を開始する。一定の品質があり、必要な物件情報を開示している中古住宅を「◯◯住宅(名称未決定)」と登録し、商標を付与して販売できるようにする。昨年12月から検討委員会が開催され、1月23日には2回目が開催された。来月の3回目の検討会後に骨子を固めてスタートする。

「新しいイメージの既存住宅」の主な要件(国交省案)

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一定の品質、情報開示物件に商標を付与

 新制度の狙いは国内の中古住宅の流通を活性化させること。国土交通省では既存住宅の流通が進まない要因の一つとして、「不安」「汚い」「わからない」といったイメージが生活者に根付いていることと考えており、「住みたい」「買いたい」と思えるようにしていくことが重要だとしている。そのために一定の品質を保ち、それらを生活者に開示している中古住宅については、国が登録した事業者団体を通じて「◯◯住宅(名称未決定)」として商標を付けて販売できるようにする。ブランド化することで、消費者にわかりやすくする狙い。制度の枠組みが決まり次第、団体の募集を募る。

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