瑕疵保険、安全管理を推進
国土交通省のリフォーム事業者団体登録制度の最も新しい団体として、今春登録されたのが住生活リフォーム推進協会(通称HORP=ホープ・東京都千代田区)だ。同団体が目指すものは他団体よりも一層の安心と安全を提供するリフォーム。細木正盛代表理事に話を聞いた。
国の施策を素早く実行
「私どもと他の加盟団体との決定的な違いは、私どもが唯一、団体登録制度開始後にできた、というところです」(細木代表理事)
同団体を設立したのは、2014年11月。団体登録制度の開始は9月だった。「この制度に賛同し、国の施策を意欲的に実行するために団体を形作ってきた。だから、国の施策を実行する速さは私どもが最も素早く行う」と細木代表理事は強調する。
そのため同団体は、国が推進する、エンドユーザーに対する安心安全なリフォームの提供を他団体よりも強く進めていく、と意気込んでいる。
例えば、リフォーム瑕疵保険の実施だ。現在11ある全国の支部で、瑕疵保険の講習を開催し加盟者に理解を促す。躯体にかかわる工事における、加盟企業の瑕疵保険実施率100%を目指す。
「瑕疵保険の重要なポイントは第三者の目を入れて、安心を担保すること。すでに積極的に行っている企業では工事成約率が上がる効果も出ています」(細木代表理事)

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