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全国版「空き家バンク」開始

全国版「空き家バンク」開始

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要約すると

  • 国土交通省が推進する「全国版空き家・空き地バンク」に2社が名乗りを上げた

  • LIFULLは563物件を掲載し、シンプルな操作で空き家を探せるようにした

  • 204件を掲載するアットホームはキーワード検索できるようにしている

LIFULL、アットホームがサイト運営

 空き家の解消に2社が名乗りを上げた。国土交通省が推進する「全国版空き家・空き地バンク」のウェブサイトが10月31日にスタート。公募により、LIFULL(東京都千代田区)とアットホーム(同大田区)が参画。現在累計760件超の物件を掲載している。

LIFULL Home'sの空き家バンクサイトHome'sの空き家バンクサイト

開始1カ月で760物件紹介

 国の狙いは全国の空き家情報をネットで検索しやすくすることで、流通を促進すること。従来は、全国自治体の4割にあたる763自治体が独自の形式で「空き家バンク」を運営していたことから、検索や他エリアとの比較検討のしづらさが指摘されていた。2社の取り組みに対して既に200自治体が参加しており、順次2つのサイトに情報が掲載されていく。国土交通省は今年度末までに1000自治体の参加を目標に掲げている。

 LIFULLは専門サイト「LIFULL Home's空き家バンク」を開設している。愛知県のある物件ページでは物件画像が13枚、建物面積、築年数、価格など基本情報とともに、物件の問い合わせボタンがある。希望者は情報掲載元の自治体に直接電話やメールで問い合わせする流れ。その後、各自治体や自治体と契約した不動産会社とユーザーの間で相談・交渉・取引などを行う。

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