珊瑚多孔質な家を批判
2月26日、首都大学東京の星旦二名誉教授が都内で講演し、沖縄県の平均寿命が急激に低下した原因は住まいにあるのではないかと語った。同氏によると1980年代は全国1位をほぼ維持していたが、90年代から徐々に低下し、2015年には46位まで落ちている。
同教授は要因の一つとして、カビが原因だと指摘した。まず、沖縄県は多湿な気候。その上最近の住宅は水分を吸収しやすいコンクリート質・珊瑚多孔質なものが多く、カビが増え、病気につながっている。その病気とは、慢性閉塞性肺疾患。「沖縄県では、この病気の死亡率が全国1位。多湿で水分を吸収しやすい珊瑚多孔質な家だと黒カビが発生しやすい」(星教授)
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