「西日本で金属サイディングが普及していない」。こう語るのは日本金属サイディング工業会の芝藤保幸会長だ。金属サイディングは窯業サイディングに比べて軽いため、リフォーム向きの外装材。「カバー工法」での改修も普及し始めている。
金属サイディングの地区別出荷実績

新築戸建てでは窯業にシェアを譲るが、リフォーム用では窯業を上回るデータもあり、人気を集めている外装材だ。
工業会では2016年度の金属サイディングの出荷量を発表している。それによると西日本(東海、近畿、中国・四国、九州)の割合は20%。特に、中国・四国と、九州は4%とかなり低い。これは新築とリフォームを合わせた出荷量だが、やはりリフォームでも西日本の出荷量はその他のエリアと比べて低い水準にある。
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