・住宅長期支援センターが、費用の積み立てをシステム化したサービスを提供
・建物の図面、確認済書の記録等、建物に関する情報をウェブ上で管理
・上記にリフォームや修繕費用を積み立てる仕組みを組み合わせたシステムも提供
メンテナンスのプロ育成
様々な住宅履歴サービスが登場している中、データの管理だけでなく、点検やリフォーム費用の積み立てまでをシステム化しているサービスがある。それが住宅長期支援センター(大阪府大阪市・東樋口護理事長/以下「支援センター」)が提供する「登録住宅いえかるて」と「モリトくん」だ。
不動産信託の仕組みを利用して、リフォーム費用を積み立て
修繕・リフォームも含めて仕組み化
支援センターが運営する「登録住宅いえかるて」とは、建物の図面、確認済書、検査済書に加え、点検や修繕、リフォーム、DIYの記録など、建物に関する情報をウェブ上で管理するシステム。戸建て住宅だけでなく、集合住宅や店舗、施設等も利用可能。データは最長で75年間にわたり保管される。料金はサービスの内容によって3万円と2万円のコースを用意。
システムの利用は、会員となったリフォーム会社や工務店が顧客の住まいに関する情報を登録する形で行う。その後、適切なタイミングで支援センターが定期点検の案内をはがきなどで住まい手へ送付する。会員企業が「点検登録店」として点検を実施。点検結果やそれを踏まえた修繕計画を登録していく。リフォームや修繕を行った場合も、随時その情報を蓄積していく。

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