完成イメージの齟齬防ぐ
日本パーステック協会(大阪府大阪市)は、「その場でサラサラ♬簡単スケッチ」と題したセミナーを講演し、パースを描くことで納まりの確認ができるなどのメリットを紹介した。
セミナーでは藤田享氏が実際にパースを描きながら講演。
窓、植物、陰影をマーカー、照明は色鉛筆で着色。4カ所だけ塗ることでファブリックの色など具体的な打ち合わせができる
同協会の藤田享氏が講師を務め、図面と頭の中のイメージの立体感覚や空間感覚は微妙にずれていると指摘した。「でも、絵で表現すればどのように納めれば良いか検討することが可能です。パースによって納まりをデザインでカバーする方法を考えられる。作り手にとって必要なスキルです」と藤田氏は語った。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)19面
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
2025/06/20掲載
-
1653号(2025/06/16発行)3面
-
1653号(2025/06/16発行)3面