コレステロールにも関係
慶應義塾大学大学院理工学研究科博士課程3年の海塩渉氏は2月1日、室温が血圧に及ぼす影響などを報告した。報告は、国土交通省の事業として2014年度から続けられる「住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査」の第3回中間報告会にて行った。
海塩氏は、室温が安定している住宅では、血圧の季節差が顕著に小さいと指摘。室温不安定群の最高血圧の季節差が9.8mmHgであるのに対し、室温安定群は2.3mmHgとの結果が示された。室温不安定群とは冬18℃未満、夏26℃以上の住宅、室温安定群とは冬18℃以上、夏26℃未満の住宅を指す。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)19面
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
2025/06/20掲載
-
1653号(2025/06/16発行)3面
-
1653号(2025/06/16発行)3面