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日本インテリアアテンダント協会、家づくりの失敗を疑似体験

日本インテリアアテンダント協会、家づくりの失敗を疑似体験

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施主と良い関係築き、生産性向上

 家づくりの知識を持つエンドユーザーを育成している日本インテリアアテンダント協会(兵庫県神戸市)は、企業向けに「社員即戦力化講座」をスタートした。同協会がエンドユーザーに向けて開講している「インテリアセルフアテンド認定講座」とこのプロ向け講座がエンドユーザーとプロの双方にもたらす効果を聞いた。

日本インテリアアテンダント協会 「社員即戦力化講座」の教材「社員即戦力化講座」の教材

工程を理解した施主を育てる

 「インテリアセルフアテンド認定講座」の2級講座では、三角スケールの使い方や寸法の確認方法、そしてコンセントや照明スイッチの配置ポイントを学び、図面が読み取れるようになる。この講座では「失敗の疑似体験をしてもらう」と小川千賀子理事長は語る。

 まず、受講者に図面上にデスクなどの家具を配置してもらう。それからコンセントの位置を教え、家具を配置した場所から使いやすいか確認する。ここで使い勝手の悪さを実感すれば、図面を見る際にコンセントの位置をチェックする重要性に気が付くことができる。

 1級講座では、展開図の見方を学び住宅模型などを制作。さらに、家を建てる際の工程や段取りを学ぶ。工程を把握することで、変更したい部分がある際にどのタイミングまでに伝えなくてはならないかがわかる。

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