ドアノブ消毒、イベント予約制など60項目
新型コロナの感染者数は1日500人前後で推移し一時期よりも減少してはいるが、依然完全終息の気配はない。リフォーム現場でもコロナ感染予防対策は必須だ。そんな中、住宅リフォーム推進協議会からリフォーム事業者向けの「予防ガイドライン」が発表された。業界としてできうる限り守るべきルールをまとめたものだが、現場ではなかなか対策は難しいとの声もある。
シーンに応じた予防対策
「新築や建設関連の団体が出すガイドラインはありましたが、リフォーム業界専門のガイドラインがないということで今回発表しました」。こう話すのは住宅リフォーム推進協議会、業務部長の鈴木伸平氏だ。
同協議会が10月2日に発表したガイドラインは顧客が家に滞在した状況で工事を行うリフォーム業の特性を反映させた感染予防対策だ。ユニークなのは職場、執務中、打ち合わせ時、イベント開催時、移動時、顧客宅訪問時、工事時、など営業活動のシーンに応じた留意すべき事項がまとめられていること。すべて合わせると約60もある。
「リフォームはお施主さんが住みながらの工事というケースが多いので、例えば、現場に入る人の検温をしっかりする必要はありますし、ドアノブやスイッチなど触れる箇所は定期的に消毒を行うことも重要です」(鈴木氏)
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