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子育てエコ、交付申請戸数が2倍超にワンストップ申請開始が背景

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子育てエコ、交付申請戸数が2倍超に ワンストップ申請開始が背景

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住宅の省エネ改修などを支援する「子育てエコホーム支援事業」(国土交通省)のリフォーム予算(400億円)の7月の交付申請戸数、交付申請金額が前月の約2倍を記録し、補助金の需要が急速に高まっていることが分かった。

国土交通省 交付申請戸数と金額の推移(リフォーム)

交付申請の受付が開始された4月頃こそ消化率の伸びは緩やかだったものの、7月に入るとペースは急上昇。リフォームにおける6月の交付申請戸数は2万9933戸に対し、7月には交付申請戸数7万721戸と倍以上となった。交付申請金額も25億6678万円に対して49億3256万円と2倍弱に上昇した。続く8月は42億2907万円、5万9267戸と7月に対して減少したが、6月以前より大きく増加傾向がみられる。

7月から急上昇した要因を、あるリフォーム事業者の役員は「ワンストップ申請が開始したからです」と分析する。先進的窓リノベ2024事業(環境省主幹)など「住宅省エネ2024キャンペーン」の他の事業と組み合わせ、消費者(工事事業者)に有利となる条件で申請できるシステムだが、当初は5月から使用できる予定だったところが遅れ、実際に利用可能となったのは約2カ月後の6月28日だった。そのタイミングに合わせて発注を控えていた各事業者による申請が重なり、それが数値に反映された、という見解だ。

今後、想定されるのは終了間際における駆け込み申請の増加だ。申請可能な期間は年内12月31日までだが、その前に予算消化率が100%に到達すれば、その時点で受付終了となる。

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