矢野経済研究所(東京都中野区)は2012年の住宅リフォーム市場規模を前年比0.5%増の6兆1894億円と発表した。
分野別に見ると「家具・インテリア」部門が前年比9.4%増と伸びたものの、「増改築工事」が同0.6%増、「設備修繕・維持関連費」が同0.8%減とほぼ横ばいに推移した。
2013年の住宅リフォーム市場規模は前年比約2%増の約6.3兆円と予測。その後は、政府のリフォーム市場の倍増計画に基づき、市場活性化に向けた施策が実施され、市場活性化につながれば2020年の市場規模は7.6兆円まで拡大するとの予測を出した。
また、注目すべき動向を「中古住宅取得時のリフォーム」とし、中古住宅をライフスタイルに合わせて大規模リフォームする需要は増えると、先を読んだ。

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