今年度からスタートする「既築住宅における高性能建材導入促進事業」の対象となる高性能建材の製品一覧がこのほど公表された。
それによると、補助の対象となるガラス・窓・断熱材の3種全体で41社、1864件。内訳は、「ガラス」が11社で97件、「窓」が17社で1480件、「断熱材」が17社で287件となっている。
高性能建材リフォーム助成事業対象企業
この事業は、既存住宅の省エネ改修の促進が目的で、経済産業省、資源エネルギー庁の予算で行われているもの。予算額は約40億円。一般社団法人環境共創イニシアチブ(東京都中央区)が運営にあたる。
補助対象となる工事は、来年1月5日までに行われたリフォーム工事で、申請受付締め切りは11月29日。
リフォーム工事後、住宅全体の1次エネルギー消費量の15%を削減するなどの要件を満たせば、材料費と工事費の3分の1以内、1戸当たり最大150万円が助成される。
企業別の内訳を見ると、「ガラス」はYKK APが20件でトップ、セントラル硝子、LIXILが各16件で続く。一方、「窓」はYKK AP、LIXIL、三協立山など、「断熱材」は旭化成建材、旭ファイバーグラスなどがそれぞれ多い。
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2025/06/20掲載